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ハンス アルトゥング
Hans Hartung(1904-1989)


 第二次大戦後の抒情的抽象を開拓した画家の一人。黒の線の運動による画風で知られる。

 1904年  ドイツのライプツィヒに生まれる。

 1935年  パリに定住。

 1922年  独自に非具象に達する。
        滲み合う鮮やかな色の染みからなる水彩,一方インクのデッサンは水墨を
        思わせ,後のアルトゥングにおける線の用法が既に予告されている。

 1930年〜  丸みを帯びた色面による単純な構成が主となり,その上をしばしば線が走
          り回ってミロとの類似を感じさせる。

 1930年後半 色面が地に後退するとともに,黒の線が自由に動く作風が確立される。

 1950年〜  構成はより単純化され,黒の線は時に草叢状と化し,面に移行する傾向を示す。

 1960年〜  線は糸のように細く,刻んだような白に反転し,色彩は暗く透明なものとなる。
          画面は極度に洗練されて耽美的な工芸と化す。
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