ホーム > 日本画作家 > 平山郁夫作品ページ > 平山郁夫略歴

平山郁夫(1930−2009)

 1930年 6月15日広島県に生まれる 

 1947年 東京美術学校日本画予科に入学 

 1952年 東京美術学校日本画科を卒業
       東京芸術大学美術学部日本画科副手就任
       前田青邨に師事 

 1953年 第38回院展に初入選
       東京芸術大学日本画科助手となる 

 1955年 日本美術院院友に推挙

 1959年 原爆の後遺症で制作面でも行き詰まっていたが、第44回院展に
       「仏教伝来」を出品し、制作上の転機となる

 1960年 第45回院展に「天山南路(夜)」を出品
       仏伝シリーズの制作を始める 

 1961年 第46回院展の「入湟槃幻想」で日本美術院賞受賞
       東京国立近代美術館買い上げ
       日本美術院特待に推挙

 1962年 第47回院展の「受胎霊夢」で日本美術院賞受賞
       第1回ユネスコ・フェローシップによリヨーロッパヘ留学

 1963年 第48回院展の「建立金剛心図」で奨励賞
       (白寿賞・G賞)受賞 

 1964年 日本美術院同人に推挙
       第49回院展の「仏説長阿含経巻五」「続深海曼茶羅」で文部大臣賞受賞
       東京芸術大学美術学部日本画科講師となる

 1966年 東京芸術大学中世オリエント遺跡学術調査団に参加しトルコヘ
       イヒララ渓谷の中世キリスト教寺院、修道院の壁画模写に従事 

 1967年 法隆寺金堂壁画再現事業に携わる

 1968年 中央アジアを旅行、仏教伝来の源流を訪ねる
       この旅行がシルクロードに情熱を傾ける発端となる 

 1969年 東京芸術大学助教授となる

 1970年 日本美術院評議員に推挙 

 1973年 東京芸術大学教授となる
       高松塚古墳壁画の現状模写に従事
       東京芸術大学イタリア初期ルネッサンス壁画調査団に参加 

 1975年 日本美術家代表団の一員として初めて訪中

 1976年 第8回日本芸術大賞を受賞
       イラン・イラク・シリア・エジプト・トルコにて平山郁夫日本画展開催 

 1977年 第11回仏教伝道文化賞を受賞する 

 1978年 第63回院展「画禅院青邨先生還浄図」で内閣総理大臣賞受賞 

 1979年 アテネ・北京・広州にて平山郁夫日本画展開催
       中国スケッチ旅行で初めて敦煌を訪れる 

 1981年 日本美術院理事となる 

 1983年 第1回東京芸術大学敦煌学術調査隊に参加 

 1984年 外務省日本中国文化促進代表団に参加

 1985年 北京中央工芸美術学院外国人名誉教授となる
       第2回東京芸術大学敦煌学術調査隊に参加 

 1987年 第3回東京芸術大学敦煌学術調査団に団長として参加

 1988年 東京芸術大学美術学部部長となる
       ユネスコ親善大使に任命される
       文化財保護振興財団が発足理事に就任 

 1989年 日本楼蘭学術文化訪問団団長として楼蘭遺跡を訪問
       東京芸術大学第6代学長となる 

 1990年 ポロブドゥール遺跡と海のシルクロード取材のため、インドネシアヘ 

 1991年 フランス国立ギメ東洋美術館で「平山郁夫シルクロード展」開催
       フランス政府よりコマンドール勲章を授与される 

 1992年 日中友好協会会長となる
       早稲田大学名誉博士となる 

 1993年 アンコール遺跡救済特別企画「平山郁夫の眼と仕事」を開催

 1994年 黒部峡谷を取材
       宇奈月町制施行40周年記念特別講演を行う

 1995年 第13回東美特別展に「幻の瀧」を始めとする黒部峡谷取材作品を出品
       東京芸術大学学長を満期退任する

 1996年 フランスよりレジオンドヌール勲章を授与される
       日本美術院理事長に就任

 1998年 文化勲章を授与される

 2000年 奈良、薬師寺玄奘三蔵院「大唐西域壁画」完成

 2001年 東京芸術大学学長に再任される
       日本美術院理事長 東京芸術大学学長 

 2005年 東京芸術大学学長を退任

 2009年 12月2日死去 享年79歳

  平山郁夫は、生涯を通じて150回以上も世界各地の遺跡を訪問し、取材や保護
  活動を展開してきましたその中心となったのが、シルクロードであり、仏教伝来
  の道でした
  
  東京藝術大学で教鞭をとり、作画に励む一方、ユネスコ親善大使、日本中国友好
  協会会長、日本美術院理事長、日本育英会会長、芸術研究振興財団・文化財保護振
  興財団各理事長などの要職を歴任しながら、公私にわたって展開した文化財保
  護活動は、多岐にわたっています
  
  主な事業だけでも、シルクロード周辺地域を中心とする文化財・文化遺産の保護
  はもとより、美術工芸品や建造物の保存修復に対する助成、伝統技術保持者等
  の人材養成事業、芸術研究・文化財保存研究の奨励、海外主要美術館が所蔵する
  日本古美術の修復援助、自然災害や紛争による被災文化財の救出、そして芸術
  文化振興への支援等枚挙に暇がありません
  
  それらの中でも、ユネスコ親善大使の時に実現した北朝鮮高句麗古墳群の世界
  遺産登録をはじめ、アンコール遺跡や敦煌石窟の保護活動、南京城壁の修復事業
  などに対する助成活動、また、なお記憶に新しいバーミヤン大仏の保護活動等は
  国際間の友好親善と平和運動に多大な貢献をなし、世界的にもきわめて高い評
  価を受けています 

  こうした偉大な業績により、1998年に文化勲章を授与されたほか、中国、韓国
  フィリピン、パキスタン、アメリカ、フランス、バチカンなどの諸外国に於い
  ても、数々の賞や勲章を受賞しています 
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