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菅木志雄(1944− )


 1944年  岩手県盛岡市生まれる

 1967年  第11回シェル美術賞展1等賞受賞
       「第4回国際青年美術家展 日本・アメリカ展」西武百貨店・SSSホール(東京)

 1968年  多摩美術大学絵画科卒業
       「転移空間」椿近代画廊(東京)

 1969年 「並列層」田村画廊(東京)
        雑誌『美術手帖』が募集した「芸術評論」に応募し佳作入選
        
 1970円  第5回ジャパン・アート・フェスティバル大賞受賞
       「ソフト・コンクリート」 田村画廊(東京)
       「第5回ジャパン・アート・フェスティバル」
         /東京国立近代美術館(東京)/グッゲンハイム美術館(アメリカ)
       「第7回今日の作家 ’70展」横浜市民ギャラリー(横浜)
       「1970年8月 現代美術の一断面」東京国立近代美術館(東京)
       「現代美術の動向」京都国立近代美術館(京都)

 1971年 「放置律」サトウ画廊(東京)
       「第4回現代日本彫刻展〈強化プラスチックスによる〉」宇部市常磐公園(宇部)
       「第10回現代日本美術展」(東京)都現代美術館(東京)

 1972年 「野展」上州屋ビル屋上(東京)
       「捨置状況」紀伊國屋画廊(東京)
       「臨界状況」田村画廊(東京)
       「第1回現代日本グラフィック・アート展」ICA ロンドン・イギリス
       「第1回ナポリ国際美術展ベスビオ大作戦」イル・チェントロギャラリー(イタリア)

 1973年 「依存差」サトウ画廊(東京)
       「状況因」地区合同庁舎別館(盛岡)
       「依存律」田村画廊(東京)
        「第8回ジャパン・アート・フェスティバル」セントラル美術館(東京)
         /リュブリアーナ近代美術館 スロベニア/デュセルドルフ市立美術館(西ドイツ)
       「第8回パリ青年ビエンナーレ」 パリ市立近代美術館・国立近代美術館(フランス)

 1974年 「依存位」 田村画廊(東京)
       「フィールドロジィ」ギャラリー16(京都)
       「ルイジアナの日本」ルイジアナ美術館(デンマーク)
         /イェーテボリ美術館(スウェーデン)/オンスタ美術館(ノルウェー)
       「宇宙(コスモス)日本の現代作家のセリグラフィによるイメージ実験」
         /サンパウロ美術館(ブラジル)
       「日本─伝統と現代=現代日本美術展」デュセルドルフ市立美術館(西ドイツ)

 1975年 「取相」真木画廊(東京)
       「多分律」真木画廊(東京)
       「紙材による平面展-」 かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「依況」ときわ画廊(東京)
       「紙材による平面展-」 かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「日本現代彫刻展」クラウン・ブロック大学美術館+講堂(アメリカ)

 1976年 「間状」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「界差」真木画廊(東京)
       「連体」東京画廊(東京)
       「第2回シドニー・ビエンナーレ」ニュー・サウスウェールズ美術館(オーストラリア)
       「七人のイタリア作家と七人の日本の作家 新しい認識による方法・美術の今日展」
         /イタリア文化会館(東京)
       「ナウ・エキシビション」エウィング・ギャラリー+メルボルン大学付属美術館(オーストラリア)
       「京都ビエンナーレ〈七名の評論家による現代作家展〉」京都市美術館(京都)

 1977年 「連界」新田村画廊(東京)
       「状為論」ときわ画廊(東京)
       「界」 ギャラリー・アムクラトリー2(ポーランド)
       「第13回今日の作家’77展 絵画の豊かさ」横浜市民ギャラリー(横浜)
       「日米現代美術交換展」 神奈川県民ホールギャラリー(横浜)
          /80ラントン・ストリート・ギャラリー(アメリカ)
       「03・23・03─プロジェクト・パフォーマンス」ナショナル・ギャラリー(カナダ)
       「界」ギャラリー・アクムラトリー2(ポーランド)
        
 1978年 「木彫平面展」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「辺界」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「中律」村松画廊(東京)
       「第14回今日の作家 ’78展 表現を仕組む」横浜市民ギャラリー(横浜)
       「第38回ヴェネツィア・ビエンナーレ」ジャルディーノ公園日本館(イタリア)

 1979年 「界入差」東京画廊(東京)
       「律差」ボックスギャラリー(名古屋)
       「集界律」信濃橋画廊(大阪)
        「第15回今日の作家 ’79展」横浜市民ギャラリー(横浜)
       「LIS ’79 リスボン・インターナショナル・ショウ」ガレリア・デ・ベルム(ポルトガル)

 1980年 「事界」ギャラリー ルミエール(山形)
       「平相--事として--」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「界の側縁」ギャラリーキタノサーカス(神戸)
       「事位」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「体律」白樺画廊(東京)
       「平面絵画--その多様化展」福岡市美術館(福岡)
       「日本の版画」栃木美術館(宇都宮)
       「シェル美術賞選抜展」セントラル美術館(東京)

 1981年 「PROTRUSION(プロトリュージョン)」東京画廊(東京)
       「DIPENTION(デペンション)」サトウ画廊(東京)
       「所依置」ギャラリー檜(東京)
       「日本現代美術展 70年代日本美術の動向」文化藝術振興院美術會館(韓国)
       「開館記念特別展第1部 現代日本の美術」宮城県美術館(仙台)
       「第16回サンパウロ・ビエンナーレ」バルケ・イビラ・プエラ(ブラジル)
       「パフォーマンス・イン・ビデオ」福岡美術館(福岡)
       「第1回 平行芸術展」小原流会館(東京)
       「余韻」グリフォン画廊(オーストラリア)       

 1982年 「支行の木」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「界の仕切り」かねこ・あーとギャラリーG1(東京)
       「Installation」ボードワン・ルボン(フランス)
       「カーネギー・インターナショナル」カーネギー美術館(アメリカ)
       「第4回シドニー・ビエンナーレ1982ビデオセクションパフォーマンス」
         /シドニー美術館(オーストラリア)
       「ARTEDER’82国際グラフィック・アート展」ビルバオ国際アート・センター(スペイン)

 1983年 「集の支え」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「接の界、界入」東京画廊(東京)
       「現代日本美術の展望-立体造形展」富山県立美術館(富山)
       「今・アート最前線」伊勢丹美術館(東京)
       「現日本の美術・2 風景との出会い」宮城県美術館(仙台)
       「収蔵品展--今日の美術=日本とイギリス」東京都美術館(東京)
       「木のかたちとエスプリ」埼玉県立近代美術館(浦和)

 1984年 「補われた素材」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「波行帯」駒井画廊(東京)
       「現代美術の動向3 1970年以降の美術--その国際性と独自性」東京都美術館(東京)
       「開館記念展第3部 現代東北美術の状況展」福島県立美術館(福島)
        「第2回富山国際現代美術展 TOYAMA NOW’84」富山県立近代美術館(富山)
       「ヒューマン・ドキュメンツ ’84/’85」東京画廊(東京)
       「現代絵画の20年--1960-70年代の洋画と新しい「平面」芸術の動向」
         /群馬県立近代美術館(高崎)
       「近・現代日本の彫刻」山口県立美術館(山口)

 1985年 「接立体」かねこ・あーとギャラリーG1(東京)
       「メタリック・ポンド」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「支空」スー・ギャラリー(韓国)
       「第21回 今日の作家 ’85展 インスタレーションとは何か」横浜市民ギャラリー(横浜)
       「第2回アジア美術展」福岡市美術館(福岡)
       「木の美 絵画と彫刻のあいだ展」北海道立旭川美館(旭川)
       「現代美術の40年」東京都美術館(東京)
       「紙による造形展」ホール・スッド(スイス)
       「現代彫刻の歩み--木の造形」 神奈川県民ホールギャラリー(横浜)

 1986年 「補われた素材’86」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「スクウェア・ポンド」鎌倉画廊(東京)
       「前衛芸術の日本 1910─1970」ポンピドゥ・センター(フランス)
       「第22回今日の作家 ’86展 現代美術の黙示録 魂の深層から─」横浜市民ギャラリー(横浜)
       「現代の「白と黒」」埼玉県立近代美術館(浦和)
       「ソウル現代アジア美術展」國立現代美術館(韓国)
       「日本現代美術展」台北市立美術館(台湾)
       「第2回東京野外現代彫刻展」都立砧公園(東京)
       「空間・素材・表現の新たな展開を求めて」日仏学院ギャラリー(東京)

 1987年 「支える周縁」かねこ・あーとギャラリーG1(東京)
       「PROTRUSION」東京画廊(東京)
       「第4回JAPAN牛窓国際芸術祭 第2回ビエンナーレ 彫刻と空間」 牛窓オリーブ園(岡山)
       「現代東北美術の状況展・2」福島県立美術館 福島
       「TAMA VIVANT ’87 ものからものがたりへ」シブヤ西武シードホール(東京)
       「もの派とポストもの派の展開 1969年以降の日本の美術」西武美術館(東京)

 1988年 「集の周囲」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「多の周囲の中から」かねこ・あーとギャラリーG1(東京)
       「思考の周囲」オフ・ギャラリー(西ドイツ)
       「<周囲>考 周辺は重い」双ギャラリー(東京)
       「MONOHA : LA SCUOLA DELLE COSE」ローマ大学付属現代美術実験美術館(イタリア)
       「美術史探索學入門展 現代美術としての映像表現」目黒美術館(東京)

 1989年  ハイネケンビレッジ(東京)
       「立体と平面 ’89」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「ものと行為の接点」近鉄阿倍野店6階美術画廊(大阪)
       「景の背立」鎌倉画廊(東京)
       「アート・エキサイティング’89─現在を超えて─」埼玉県立近代美術館(浦和)
         /クイーンズランド州立美術館(オーストラリア)
       「第20回ビエンナーレ・ミデルハイム・ジャパン」 ミデルハイム野外彫刻美術館(ベルギー)
       「地・間・余白─今日の表現から─」埼玉県立近代美術館(浦和)

 1990年 「まなざしの周辺」東高現代美術館(東京)
       「works on paper」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「上弦・間・下弦」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「体の側縁」ヒノギャラリー(東京)
       「囲界両縁」東京画廊(東京)
       「周囲界合」双ギャラリー(東京)
       「菅木志雄展」コンセプトスペース 渋川
         
 1991年 「天の点景」完成を記念して 板室観光ホテル・大黒屋(黒磯)
       「景間」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「素景にそって」Gallery Art倉庫(東京)
       「紙の仕事1990(紙片露景)」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「現代日本美術の動勢─立体造形展」富山県立近代美術館(富山)
       「箱の世界 do it yourself展」水戸芸術館現代美術ギャラリー(水戸)
       「’70s-’80 ”モノ派”の作家たち〈PART1-3〉」鎌倉画廊(東京) 
       
 1992年 「端の集界」プラザ・ギャラリー(調布)
       「差体延空」かねこ・あーとギャラリーG1(東京)
       「インスタレーション」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「PROTRUSION ’92」東京画廊(東京)
       「空囲支間 インスタレーション的存在体」双ギャラリー(東京)
       「70年代日本の前衛 抗争から内なる葛藤へ」ボローニャ市立近代美術館(イタリア)
         /世田谷美術館(東京)

 1993年 「景間1993」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「景間─1993─」日本橋高島屋コンテンポラリーアートコーナー(東京)
       「集間」板室観光ホテル大黒屋(黒磯)

 1994年 「菅木志雄 新作展」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「集景囲端」双ギャラリー(東京)
       「戦後日本の前衛美術」横浜美術館(横浜)/グッゲンハイム美術館ソーホー(アメリカ)
         /サンフランシスコ近代美術館/センターフォーアート・アットイェルバビエンナガーデン
       「素材の領分─素材を見直しはじめた美術・工芸・デザイン」東京国立近代美術館工芸館(東京)
       「第8回インド・トリエンナーレ」インド
       「矩形の森─思考するグリッド」埼玉県立近代美術館(浦和)

 1995年 「素格と素台」ギャラリー彩園子1・2(盛岡)
       「モノの未開性と構築性の必然について」 かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「根底への問い」─1970年代の美術─第7回 村松画廊(東京)
       「枠状多界」M画廊 足利
       「RESTRIZIONE・Sostenere Le cose」東京画廊(東京)
       「戦後文化の軌跡 1945-1995」目黒区美術館(東京)/広島市現代美術館(広島)
         /福岡県立美術館(福岡)/兵庫県立近代美術館(神戸)
       「1970年─物質と知覚 もの派と根源を問う作家たち」岐阜県美術館(岐阜)
         /広島市現代美術館(広島)/北九州市立美術館(北九州)
         /埼玉県立近代美術館(浦和)/サン・テティエンヌ美術館(フランス)
       「ASIANA contemporary Art from The Far East」パラッツオ・ヴェンドラミン・カルジ(イタリア)

 1996年 「菅木志雄展」東京画廊(東京)
       「集端と境央に沿って1996」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「版画の1970年展」東京国立近代美術館(東京)
       「コレクションによるテーマ展示:12のインスタレーション」東京都現代美術館(東京)
       「美術の内がわ・外がわ─何故、眼差しは交わったか─」板橋区立美術館(東京)

 1997年 「菅木志雄展」広島市現代美術館(広島)
       「菅木志雄展」伊丹市立美術館(伊丹)
       「菅木志雄展」神奈川県民ホール・ギャラリー(横浜)
       「菅木志雄展」千葉市美術館(千葉)
       「横囲景」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「菅木志雄展」マスダスタジオ(東京)
       「重力─戦後美術の座標軸」国立国際美術館(吹田)
       「超克するかたち─彫刻と立体」千葉市美術館(千葉)

 1998年 「菅木志雄展」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「開廊20周年記念 菅木志雄展」ギャラリー彩園子1・2(盛岡)
       「菅木志雄展」東京画廊(東京)
       「菅木志雄展」マスダスタジオ(東京)
       「対話篇─菅木志雄展」山口県立美術館 山口
        アート/生態系 美術表現の「自然」と「制作」 宇都宮美術館(宇都宮)

 1999年 「菅木志雄展」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「菅木志雄─スタンス」横浜美術館(横浜)

 2000年 「菅木志雄展」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「菅木志雄展」東京画廊(東京)
       「第3回 光州ビエンナーレ"日・韓現代美術の断面展"」ビエンナーレ館(韓国)

 2001年 「菅木志雄展」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「Mono-ha(School of Things)展」Kettle's Yard Gallery(イギリス)
         /Newlyn Art Gallery(イギリス)
       「グローバル・ヴィジョン─1980年以降の美術」東京都現代美術館(東京)

 2002年 「中空構築遠方」東京画廊(東京)
       「菅 木志雄展」かねこ・あーとギャラリー(東京)
       「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋サロン(那須塩原 栃木)

 2003年 「菅木志雄展」ギャラリー彩園子(盛岡)
       「菅木志雄展」東京画廊(東京)
       「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋ロビー(黒磯)

 2004年 「散合体」東京画廊(東京)
       「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋ロビー(黒磯)
       「再考:近代日本の絵画 美意識の形成と展開」東京現代美術館(東京)

 2005年 「インスタレーション─揺らぐ体空」岩手県立美術館(盛岡)
       「菅木志雄展」ギャラリー・シーラ(韓国)
       「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋サロン(那須塩原 栃木)
       「もの派─再考」 国立国際美術館(大阪)

 2006年 「菅木志雄展」小山登美夫ギャラリー(東京)
       「菅木志雄展」東京画廊(東京)
       「越後妻有アートトリエンナーレ2006」福武ハウス 十日町(新潟)
       「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋サロン(那須塩原 栃木)

 2007年 「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋サロン(那須塩原 栃木)

 2008年 「菅木志雄展」小山登美夫ギャラリー(東京)
       「菅木志雄展」Daiwa Foundation Japan House(ロンドン)
       「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋サロン(那須塩原 栃木)
       「アートフェア東京 2008」小山登美夫ギャラリー(東京)
       「Mediations Biennale」The National Museum in Poznan(ポーランド)
        
 2009年 「菅木志雄新作展」板室観光ホテル大黒屋サロン(那須塩原 栃木)
       「菅木志雄展」MARGINI arte contemporanea(イタリア)

 2010年 「Contemporary Art of CHINA and JAPAN」釜山市美術館(韓国)
       「周集系」Space hongjee(韓国)/Gallery 604(韓国)

 2011年 「連識体」(テートモダン所蔵)がTate ModernのRoom 3に常設展示される

 「もの派」は、1960年代末に始まり、1970年代中期まで続いた日本の現代美術の大きな動向である。
  石、木、紙、綿、鉄板、パラフィンといった(もの)を単体で、あるいは組み合わせて作品とする。
 それまでの日本の前衛美術の主流だった反芸術的傾向に反撥し、「もの」への還元から芸術の
 再創造を目指した。「もの派」の命名者は不明。
 1968年に関根伸夫が「位相大地」を発表し、李禹煥がそれを新たな視点で評価し、理論づけたこと
 から始まる。この二人が始めた研究会に、関根の後輩である吉田克朗、本田眞吾、成田克彦、
 小清水漸、菅木志雄(いずれも多摩美術大学の齋藤義重教室の生徒)が参加し、つぎつぎに
 作品を発表したことで注目された。かれらは「李+多摩美系」と呼ばれる。
 『美術手帖』1970年2月号が「発言する新人たち」という特集を組み、座談会に「李+多摩美系」
 が顔を揃えた。これが事実上の「もの派宣言」といえる。
 しかし彼らは自主企画展を行うことなく、1970年夏ごろからそれぞれの作風に分散していった。
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