田淵安一(1921-2009)
１９２１ 福岡県小倉市に生まれる
１９４５ 終戦をむかえ海兵団から復員、東京大学文学部美術史学科入学
猪熊弦一郎の研究所で油彩画を学ぶ
１９４８ 第13回新制作派協会展（東京都美術館）出品、岡田賞受賞
１９４９ 東京大学を卒業
１９５１ 私費留学生としてソルボンヌ大学在籍
コブラ作家たちによる北欧の螺旋模様や組紐模様から着想を得た作品を発表
１９５４ 「パリの日本人」展（旧西ドイツ、レーヴァークーゼン市立美術館）出品
１９５９ パリ郊外のヴォアラン村に移り住む
１９６３ 「現代絵画の動向」展（国立近代美術館京都分館）出品
１９６６ 第７回現代日本美術展（東京都美術館）出品、優秀賞受賞
１９６７ 帰国
１９６９ 「多賀谷伊徳 田淵安一展」（北九州市立八幡美術館）
１９７１ アメリカン・エクスプレス社屋陶壁画制作（コペンハーゲン）
１９７９ 「現代の作家１ 田渕安一・湯原和夫・吉原秀雄」展（国立国際美術館）
１９８４ 「金山康喜、菅井汲、田淵安一、野見山暁治展」（富山県立近代美術館）
１９８５ フランス政府芸術文化勲章オフィシエ受章
１９９０ 「田淵安一展―輝くイマージュ」展（０美術館）
１９９３ 大阪南港のアジア太平洋貿易センター（ATC）の巨大壁画（2900㎡）を制作
１９９６ 「田淵安一展―宇宙庭園」展（神奈川県立近代美術館）
２００１ 著書『西の眼 東の眼』（新潮社刊）出版
２００６ 「田淵安一―かたちの始まり、あふれる光」展（神奈川県立近代美術館）
２００９ 88歳でパリにて死去
