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吉田善彦(1912-2002)

 1912年  東京に生まれる(本名:吉田誠二郎)

 1929年  従兄弟の吉田幸三郎の義弟であった天才速水御舟に師事

 1937年  第24回院展に「もくれんの花」が初入選
        小林古径に師事

 1940年  法隆寺金堂壁画模写事業に参加して橋本明治の助手を務める

 1944年  太平洋戦争で応召して戦地へ

 1946年  台湾から復員して再び法隆寺金堂壁画の模写に従事したが、
        1949年の金堂消失によって模写事業が中止

 1954年  奈良から東京に戻る
 
 1957年  第42回院展に出品して奨励賞を受賞

 1962年  美術院賞受賞

 1964年  「富士月明」文部省買い上げ、院展同人となる

 1967年  法隆寺金堂壁画再現模写に安田靫彦班の一員として従事

 1970年  東京芸術大学教授となる 

 1973年  文部大臣賞受賞

 1981年  「飛鳥日月屏風」院展で内閣総理大臣賞受賞

 1982年  毎日芸術展賞受賞
        日本芸術院賞恩賜賞受賞

 2002年  逝去 享年74歳

  東京藝術大学教授、日本美術院理事を務めた
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