堂本尚郎
1928年 3月2日日本画家堂本印象の弟、堂本四郎の子
として生まれる
1948年 第4回日展において、「畑のある風景」で初入選
京都市立美術専門学校日本画科卒業
(現:京都市立芸術大学)
1949年 京都市立美術専門学校研究科に進む
第5回日展に日本画「静なる池」を出品
1950年 第6回日展に日本画「靴なをす人」を出品
1951年 第7回日展に日本画「蔦のある白い家」出品
初の特選(白寿賞)となり政府買上げとなる
(現在、日本芸術院蔵)
1952年 京都市立美術専門学校研究科卒業
1955年 渡仏、グラン・ショーミエールで油画を始め
アンフォルメル運動に参加する
その後独自の抽象画へ発展する
1956年 第12回サロン・ド・メに「Peinture」を出品
今井俊満の紹介でミシェル・タピエを知り
アンフォルメル運動に参加
1957年 スタドラー画廊(パリ)('59、'62)
1958年 パリ在住の外国人青年画家展で「絵画」が
グランプリを受賞
1959年 マーサ・ジャクソン画廊(ニューヨーク)
('67、'71)
第11回プレミオ・リソーネ国際美術展に
パリから「作品」出品第2位特別賞受賞
1960年 南画廊(東京)('68、'72、'75、'78)
1962年 アンフォルメル運動に疑問を感じ、タピエ
らのグループから脱退
1964年 第32回ヴェネツィア・ビエンナーレに
「連続の溶解No.1」から「連続の溶解No.10」
までの10点を出品
アルチュール・レイワ賞受賞
1967年 帰国、以降円形を単位とする幾何学的な
作品を制作
個展 Solutions de Continuitesを開催
(N.Y、マーサ・ジャクソン画廊)
「連続の溶解No.8」「連続の溶解No.11」
「連続の溶解No.12」などを出品
1978年 ギャラリー・ド・フランス(パリ)
1979年 パリ市立近代美術館
“ムートン・ロートシルド”のラベルを
日本人として初めて描く
1983年 南天子画廊('86、'89、'95、'00、'06)
1987年 「堂本尚郎30年展」西武美術館(東京)
大原美術館(岡山)
1994年 紫綬褒章を受章
2000年 「堂本尚郎1960's‐1980's」
セゾンアートプログラム・ギャラリー
(東京)
2001年 フランス政府芸術文化勲章オフィシエ章を受章
2005年 「堂本尚郎展」京都国立近代美術館(京都)
2006年 「堂本尚郎展」世田谷美術館(東京)
2007年 文化功労者授章
2013年 10月4日死去 享年85歳 |