ロイ フェアチャイルド
Roy Fairchild(1953- )
1953年 イギリスのサリーで生まれる。
幼い頃からアーティストになることが夢で、テクニカルスクールで
アートの一般過程を学び、その後LONDON SCHOOL OF PRINTS
で3年間グラフィックデザインを学ぶ
卒業後はイラストレーターとして活躍し、この頃の経験が現在の
彼の版画の確かな知識と技術の土台となる
1980年 アーティストへ転身することを決意する。
その後はニューヨークアートエキスポでの国際デビュー以降、アメリカ、
ヨーロッパを中心に多くの個展を開催
1993年 日本に初来日し、多くのファンの熱い支持を得ており、熱心な
コレクターも増えている
現在、1年のほとんどを生まれ育った田舎町で暮らし、この恵まれた環境が彼の独創的
で卓越した作品を生み出している
[絵は僕にとっての恋愛なんだ]と自ら語り、溢れる美への情熱を絵筆に注ぎ込んでいる
現在彼はイギリスの田舎町にアトリエを構え、家族や友人に囲まれて暮らしている
日常生活の中から自分にとって大事なものだけを選び取りキャンバスに映す彼の作品には、
日常に起こるちょっとした出来事やささやかな幸せ、そして周りの人々への感謝と愛情が
溢れている
ここ数年の彼は2次元の絵画から3次元の彫像やレリーフへ、またさらに自由に心を遊ば
せる詩の世界へと、拡がっている。