ホーム > アメリカ人作家 > マックナイト >  マックナイト略歴

トーマス マックナイト
Thomas Mcknight(1941- )

マックナイトは、モントリオール、ニューヨーク
、ワシントンD.C.の郊外で育ち、コネチカット州
ミドルタウンの小規模なリベラル・アーツ・カレ
ッジ、ウェズリアン大学に通った。その大学で彼
は芸術を専攻したわずか5名のうちの一人だっ
た。大学3年時にはパリに滞在した。

ウェズリアン大学を卒業後、コロンビア大学で
美術史を学び、その後、1964にタイム誌に仕事
を得て8年間働く。その間、1966から1968には
はアメリカ陸軍で朝鮮戦争に従軍した。

1972年に、マックナイトはタイム誌を離れ、ギリ
シャのミコノス島に避暑に向かいそこで本格的
に絵を描き始める。1979、ミコノス島で休暇に
訪れていたオーストリア人学生レナーテ(Renat
e)と出会い、翌年に結婚する。

1980代を通じてマックナイトは、制作数が限定
されたセリグラフ(シルクスクリーン)で人気
を得るようになった。
1991年にアーバンリゾートフェア神戸壱’93の
イメージアーティストに選ばれ、1992から1994
かけて日本各地で来日展、個展が開催された。

1994にマックナイトはホワイトハウスから当時
のクリントン大統領の公式クリスマス・カード
の3のイラストの最初のものの作画を依頼され
る。そのイラスト"White House Red Room"はラ
ンズエンドのカタログの表紙に採用され、その
原画とともにクリスマスギフト用アイテムとし
て売りに出された。

マックナイトの作品は、ニューヨークのメトロ
ポリタン美術館、およびスミソニアン協会の常
設展示に加えられている。

マックナイト夫妻は、コネチカット州リッチフ
ィールドに暮らしている。

トーマスマックナイト年譜

1941 カンザス州ローレンヌに生まれる

   コネティカットのウェズリヤン大学で学
   士号を取得後、コロンビア大学で美術史
   を学ぶ

1966〜1968 朝鮮戦争で陸軍に従軍

1968〜1972 「タイム」誌に勤める

1973 アメリカ、ヨーロッパで多数展覧会開催

1981 ホワイトハウスとスミソニアン博物館の
   「イースターエッグ」アーティストとして
   展覧会に参加

1986 メトロポリタン美術館の永久保存作品の
   1点に加えられる

1993 神戸市博物館にて個展を開催

1994〜1995 クリントン大統領夫妻オフィシャ
   ルクリスマスカードに3年連続で選ばれる

   世界各地のリゾート都市を描いた作品で
   世界中の美術ファンに親しまれる

   現代アメリカ画壇の人気画家
マックナイト画面に戻る