美樹本晴彦
1958年 8月28日東京に生まれる、本名は佐藤晴彦(さとう はるひこ)
ペンネームの由来はあだち充の漫画『陽あたり良好!』の登場人物
「美樹本伸」より
ニックネームの「HAL」、「美樹本良晴」を名乗った時期もある
慶應義塾高等学校在学時よりアマチュア活動を始める
仲間にはアニメーション作家河森正治、漫画家細野不二彦、脚本家
大野木寛らがいた
慶應義塾大学工学部へ進学し細野のアシスタントを務めた後、河森が
在籍するスタジオぬえの企画『超時空要塞マクロス』に参加
ぬえの紹介でアートランドに入社し、代表石黒昇が監督を務める
『鉄腕アトム』(第2作)で動画・原画、「科学救助隊テクノボイジャー」
でゲストキャラクターのデザインを担当する
同じく石黒がチーフディレクターを務める『超時空要塞マクロス』で
はキャラクターデザインとキャラクター作画監督に抜擢され、アニメ
ファンの注目を集める
とりわけ美少女の魅力を繊細に捉えた「美樹本キャラ」は人気を博した
以後、『超時空世紀オーガス』『メガゾーン23』と順調にキャリアを
重ね、人気キャラクターデザイナーとしての地位を確立した。
その後アートランドから独立し、ライトノベル・雑誌等のイラストレ
ーターとして活躍
1988年の『マリオネット・ジェネレーション』より漫画連載を始める
アニメ・ゲーム作品にはキャラクターデザイン(またはデザイン原案)
として係わっている
マクロス放送から27年目の2009年より漫画版『超時空要塞マクロス
THE FIRST』の連載を開始
この企画を引き受けるか相当悩んだというが、『マクロスF』の新しい
ファンに原点を改めて見てもらう機会として描くことになった
この作品では鉛筆で描いた原稿をデジタル加工する手法に挑戦した
システムを組んだドスパラが美樹本スペックのパソコンを販売した |