小田切訓(1943− )その描線が独特の透明感のある色彩と共に、モダン な小田切作品を 作り上げています。 更に、光を感じさせる表現も巧みで、樹木の表現に おいては 独自のリアリティを表現し、小田切グリ ーンの愛称が付くほどです。 久しく 多くの人々に小田切訓作品が 素直に受け 入れられている所以です。 小田切訓年譜 1943 北海道雄武町に生まれる 1968 明治大学卒業 1977 示現会入選 1979 日展入選（以後15回） 1980 示現会佳作賞受賞 1982 小田切訓は示現会会員となる ヨ―ロッパに取材 日展「冬の並木」出品 1983 示現会奨励賞 1984 松坂屋本店にて第1回「小田切訓展」開催 1985 示現会委員となる 1986 現代洋画精鋭選抜展記念大展銅賞 1990 「ブダペストの橋」で示現会安田 火災美術財団奨励賞受賞 1993 示現会に「運河の並木」出品 日展に「運河沿いの並木」出品 1994 「欧羅巴を描く」出版（求龍堂） 2001 示現会退会 風土会入会 2002 松坂屋本店 第16回「小田切訓展」開催 第２４回風土会出品 2004 松坂屋本店 第17回「小田切訓展」開催 2014 無所属へ 2015 紺綬褒章受章 2021 逝去 |