リチャード・ダッド Richard DADD(1817-1886)


1817年8月1日イギリス南東部のケント州チャタムに生まれる。

1837年 王立アカデミースクールに入学。

1842年 ヨーロッパ、中東へ、各国の風物を描くための旅行に出発する。
旅行中に精神障害の兆候を見せ始める。

1843年 父親殺害で王立ペスレヘム精神病院に監収される。

1854年 「対立・オベロンとティターニア」の制作を始める。

1855年 「お伽の樵の入神の一撃」」の制作を始める。

1858年 「対立・オベロンとティターニア」完成する。

1864年 「お伽の樵の入神の一撃」完成する。
バークシャー州に新設された犯罪者精神病院に移送される。

1886年 肺結核により死亡


この「お伽の樵の入神の一撃」一点の魔術性によりその名前が没後
100年を経てこの画家を有名にした。

ロンドンテートギャラリーにぽつんと展示されているこの作品を見た人は、
あまりの作品の小ささに驚かされる。

54cmX40cmという小さい画面にびっちりと描かれた幻想の世界は、
見た人を魔の世界に誘っているようでもある。


リチャード・ダッド「お伽の樵の入神の一撃」(1855〜64年)54X39.4cm
リチャード・ダッド「お伽の樵の入神の一撃」クリックすると部分拡大画面になります

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