ワイズバッシュClaud Weisbach
1927フランス中東部のティオンビルに生まれる。
ナンシー美術学校に学び、サン・テティエンヌ国立美術
学校の版画部門の教授を勤める。
音楽家を主題とした作品では、演奏する瞬間の動勢を卓
越したデッサン力で表現し、セピア色を基調とする
ことで懐古的な趣を醸し出している。
パリ国立近代美術館をはじめ、ニューヨーク近代美術館、
ブリュッセルの王立アカデミー、日本では山形美術館に
作品が収蔵され、大阪ではホテルニューオータニのバン
ケット・ホールを飾る大作を手掛けた。
ワイズバッシュ年譜
1927 フランスのティオンビルに生まれる
ナンシー国立美術学校に学び、版画各種の
技法に熟達する
1951 世界各地の国際版画展に参加する一方、青年絵画展
サロンドオトンヌ、エコ−ル・ド・パリ展、「時代の
証人・画家」展等に出品する
1961 クリティック賞受賞
エルベ画廊と契約し、連作個展を開いている
1968 フランス版画家協会の専任会員に任命される。
1970 東京、大阪でベートーベンをテーマにした個展開催
1973 東京で画家をテーマにした個展開催
1983 来日
1997 レジオン・ド・ヌール勲章を受章
2014 4月13日パリにて逝去
|