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ザオ・ウーキー
ZAO Wou-Ki、趙無極(1921-2013)


 1921年 2月12日北京で、宋王朝にまで遡ることがで
       きる名家に生まれる

 1935年 杭州美術学校に入学、6年後同校講師となる

 1948年 渡仏

 1951年 ヨーロッパ各地を旅行、スイスのパウルクレー
       の作品に感銘する

 1950年代半ばより抽象絵画に取り組むようになり当時、
       フランスで大きな潮流となっていた「アンフォ
       ルメル」の画家たちとの交流から大きな影響を
       受けるやがて詩人アンリミショーに認められ、
       戦後のパリ画壇に確固たる地歩を固める
       以来今日まで半世紀以上にわたり、パリを拠点
       として、絵画のあるべき姿を模索する
       その作品は、アンフォルメルや抽象表現主義等
       第二次世界大戦後の欧米における前衛芸術の
       展開をふまえながらも、書や水墨画といった
       東西の造形伝統を色濃く感じさせ、抽象絵画に
       独自の境地を切り開いたものであると言える

 1981年 パリ、国立グラン・パレ美術館で、個展を開催

 2013年 4月9日死去
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