吉原治良(1905-1972)

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前衛美術集団「具体美術協会」のリーダーとして知ら
れる吉原治良。シュールレアリスム抽象表現主義等の時代を経
て晩年は悟りの境地を思わせる円を繰り返し描いた 


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吉原治良「黒地に白丸(水彩4号)」
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 作家名 吉原治良
 制作年 1971
 技法 紙に水彩
 絵サイズ 縦24X横32.2cm(4号)
 絵の状態 良  好
 額サイズ 縦41X横49.6cm
 額の状態 ほぼ良好
 サイン 吉原治良鉛筆サイン
シール東京画廊シール
 額の仕様 銀額縁
 マット 白紙マット
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吉原治良(1905-1972)

吉原治良「円相」
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 作家名 吉原治良
 制作年 1971
 技法 リトグラフ
 絵サイズ 縦22X横27.5cm
 絵の状態 若干の擦れ有
 額サイズ 縦43.5X横48.5cm
 額の状態 新  品
 限定 AP
 サイン 吉原治良鉛筆サイン
 額の仕様 木地黒額縁
 マット 白紙マット
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吉原治良

1905年 大阪市の油問屋の御曹司として生まれる
      (後の吉原製油、現在のJ-オイルミルズ)

       北野中学校在学中に油絵をはじめる

1925年 関西学院高等商業学部入学の頃に芦屋へ
      転居した。

1928年 北区中之島3丁目に移る
      独学で油絵を始め製油会社の社長をしな
      がら、抽象画家として活躍する
      初個展を開き公募展などにも絵画を出展
      した

      当初は魚を題材に描き、敬愛する藤田嗣治
      に作品を見てもらう機会を得るが独自性
      のなさを指摘され、幾何学的な抽象絵画
      へと徐々に転換した

1938年 東郷青児主催の二科会の抽象画家らと
      「九室会」を結成

      戦後は吉原製油社長としての実業のかたわ
      ら絵画・デザインの発表を再開し、やがて
      不定形の形を激しい筆致で描いた抽象画
      (のちにフランスでのアンフォルメル運動
      との同時性が注目された)を描き始めた

1954年 前衛的な美術を志向する「具体美術協会」
      を結成しリーダーとなった
      芦屋の公園での野外展示に続き、東京の小
      原会館などで大規模な具体展を開催し、ア
      ンフォルメルの主導者であったフランスの
      美術評論家ミシェル・タピエらの注目を集
      めた

1962年 中之島にあった自分の所有する土蔵を改造
      して具体美術協会の本拠となるギャラリー
      「グタイピナコテカ」を開き、会員たちの
      個展を開いた

1960年代円をモチーフとした簡潔な抽象画で新境地
      を開く
  
1967年 日本国際美術展国内大賞を受賞
  
1972年 芦屋市で死去
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ギャラリーダッドアート
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