ルイ イカールLouis Icart(1888−1950)
1888年 南仏トゥールズ市に生まれる
1904年 トゥールズ高等商業学校を卒業
1905年 兵役終了後、友人エスキロルと演劇界を目指してパリに出る
1908年 雑誌「演劇批評」の表紙にHelliの署名でイラストを描く
この頃から画家になることを考え始める
1911年 「バラのメヌエット」「散歩の前に」「オペラ座にて」等数十点
のエッチングを制作
1912年 オートクチュールのアトリエで知り合った年上の未亡人と
結婚する
1913年 「演劇批評」での仕事が認められラボエシー画廊の第3回
展に出品
1914年 ブリュッセルでファッション誌「ガゼットデュポントン」
主催による個展
エリゼ宮で催されたデンマーク国王夫妻歓迎バレエの
コスチュームをデザイン
1915年 長女レーヌ生まれる
1917年 ラ・ボエシー画廊の(戦争とユーモア画家展)に版画4点を
出品
1918年 戦争をテーマとした作品がエノー画廊の目にとまり、アメリカ
市場に販売開始
1920年 シモンソン画廊で油彩画の個展を開く
1922年 ニューヨークへ渡る
ニューヨークの画廊ベルメゾンで個展
1923年 ニューヨークからフィラデルフィアへ巡回後、帰国
1927年 レオン・ドヌール5等勲章を受ける
1928年 コレット著「気ままな小娘」の版画入り豪華本を手がける
1932年 ニューヨークメトロポリタン画廊で、油彩の連作「白いヴィジョ
ン」の展覧会開催
1933年 「椿姫」(デュマ・フィス作)のポスターを制作
1943年 モンマルトルの丘に立つモーリスヌーモンの旧居を手に入れる
1944年 パリ解放とともに版画制作を再開する
1950年 モンマルトルの自宅で逝去 |