クリスチャンリースラッセン
Christian Riese Lassen
ラッセンはハワイで見た海のリズムを奏でる大波と四季折々の素晴らしい景色を表現する
80年代の初め、オランダの古い技法である "グレ−ジング"
(鮮明な漆の層で分けられ何色もの層を塗ることを要求する時間のかかる作業)
を完成させることによって、様々な海洋の変化を適切に描写できる技術を
向上させていました。
1つ1つの層を乾かす時間が必要になるのでとっても時間がかかる作業です。
ラッセンはこの技法を海の景色、夕日、日の出、夜の海等の作品に使用しています。
この様式によって、絵の中の異なった面と距離の間に光を反射させることが可能になります。
サーフフィンに対しての情熱と共に、海を主題にした作品に、彼の才能の全てを注ぎ込んでいる。
彼はこれを波の動き、礁の構造、海洋生物の動きを通し絵の中で伝えています。
1956年 カリフォルニア州メンドシノの浜辺の町で生まれる
1966年 家族とハワイに移住し、オアフ、マウイ、ハワイ島を転々とした後、
一家はマウイに定住
1989年 ホノルルマラソンの公式アーティストに選出
1990年 環境保護団体<シービジョン財団>設立
1992年 <サンクチュアリ>を制作、国連記念切手の図案に採用される
1996年 ユニバーサル映画フリッパーのポスター<フリッパー>を制作
1998年 NGO組織フレンド・オブ・ユナイテッドネーションの親善大使に任命
地球環境映画(I am the earth=私は地球)に主演