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奥谷博(1934- )

 1934年 8月12日に高知県宿毛市生まれる
 
 1955年 東京藝術大学美術学部油画科入学

 1958年 独立美術協会第26回《埋玉》初出品、初入選

 1959年 東京芸術大学美術学部油画科卒業(林武教室)
       最初の個展(画廊喫茶「メイコー」)
     
 1963年 東京芸術大学美術学部専攻科(油画)終了
       大橋賞受賞

 1964年 母校の助手となり、壁画研究室担当として1年間ほどフレスコ画制作に
       取り組んだのを契機に学生時代から続けていた極端な厚塗りの技法から、
       一気に薄塗りの表現へと画法を切り換える
       独立美術協会第32回展《雉子とサギ》《トカゲと吹子》奨励賞受賞

 1965年 独立美術協会第33回展《針千本》《桐の木の下》独立賞・須田賞受賞

 1966年 第1回昭和会賞受賞
       個展(銀座・日動サロン、’76)
       独立美術協会会員となる
       
 1967年 第1回文化庁芸術家在外研修員として渡仏(-’68)

 1969年 愛知県立芸術大学助教授となる(-’70)
       個展(銀座・日動画廊、’71、’78、’87、’92、’99)

 1971年 渡仏(-’73)

 1980年 第2回日本秀作美術展に選抜出品(-2000)

 1982年 奥谷博展〈静けさと神秘の詩〉(神奈川県立近代美術館)

 1983年 第33回芸術選奨文部大臣賞受賞

 1984年 《詩海》にて第3回宮本三郎記念賞受賞
       記念展(日本橋・横浜・大阪三越他:朝日新聞社主催)

 1985年 紺綬褒章受章

 1988年 澄明な心象の世界 奥谷博展(新宿伊勢丹美術館他:読売新聞社他主催)

 1990年 「私が私のスタイルです」展(有楽町アートフォーラム:朝日新聞社主催)
       奥谷博鑑賞展(大阪日動画廊)

 1992年 『奥谷博画集』刊行(求龍堂)
       「私が私のスタイルです」展(朝日新聞社主催)
       
 1993年 奥谷博展〈現代の黙示録〉(刈谷市美術館・笠間日動美術館他)

 1994年 個展(東京日本橋・大阪・松山三越-’95)
       「私が私のスタイルです」展(朝日新聞社主催)

 1995年 第18回安田火災東郷青児美術館大賞受賞。記念展

 1996年 第52回日本芸術院賞受賞
       日本芸術院会員となる

 1997年 奥谷博作品展(高知県・中土佐町立美術館)

 1999年 『奥谷博作品1952-1999』刊行(日動出版)

 2000年 時をわたす美―現代日本画・洋画巨匠展(東京日本橋・高島屋他)
       2000両洋の眼展―21世紀の絵画―(東京日本橋・三越他)
       現代作家デッサン・シリーズ「奥谷博展」(銀座松屋:朝日新聞社主催)
 2001年 東京藝術大学美術学部客員教授となる(-04年)

 2002年 DOMANI・明日展-文化庁在外研修への成果-に出品(安田火災東郷青児美術館)
       現代日本美術絵画展に出品(チェコ、プラハ)
       日韓現代美術展の実行委員を務め、出品(高島屋横浜店、ソウル市)
     
 2003年 独立美術協会70回記念〈輝け日本油画〉展の独立代表、出品(朝日新聞社主催)
       安田火災東郷青児美術館大賞25周年記念25人の絵画展に出品

 2005年 「画家が歩いたベルギーの古都展」に出品(主催:(財)美術文化振興協会)
       衆議院に《海気》が収蔵され国会議事堂に展示される

 2007年 パリ・ユネスコ本部で個展「奥谷博―訪ねた世界遺産―」
       文化功労者に推挙
       「静謐なる極彩色―奥谷博展」(高知県立美術館:高知新聞社主催)
       
 2008年 「文化功労者顕彰記念 描くことは生きること 奥谷博展」(そごう美術館)
       「法外な絵画 奥谷博展」(茨城県近代美術館)

 2010年 「奥谷博自選展―愛と生命の刻を描く―」(池田20世紀美術館)

 2012年 昭和会展受賞作家選抜展(日動画廊/名古屋)
       奥谷博展(日本橋高島屋)  
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